ネット全盛時代の3つの価値

スマホの充電が1%になってからの踏ん張りがエグいと思っている中塚です。

#ヤツは余力をかなり残している


今日は自分でも嫌になるくらい真面目な話です。

#見損なったぞ

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▼コモディティ化する世の中

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インターネットがもたらしたものの中で、最も僕たちに直接的な影響を与えたことはなんだと思いますか?

僕は、『情報の大衆化』だと思っています。

「ワンピースのネタバレ」も「信じていた都市伝説」も「一子相伝の秘伝のタレ」も何もかも流出しまくる時代を僕たちは生きていて、これだけ情報が溢れると、昔みたいなマズいラーメン屋などは淘汰され、クオリティは均質化されます。

加えて人口ボーナス期(人口がめちゃめちゃ増える時期)を過ぎた日本では、平成の様々な規制緩和とも相まって、シンプルにどの業界もそりゃ競合だらけのレッドオーシャン(競合がめちゃめちゃいる市場)ですたい。

#たい


情報が売り物にならず(無料化)、それによって一般市民のモノの調達コストも下がり、一方市場では競争力を保つために海外に工場を作りコストを下げ、価格に反映させます。

世の中はモノとサービスで溢れ(コモディティ化)断捨離やミニマリストなる概念まで生まれました。


僕は今、新しい自宅兼店舗に絶賛引越し中で、家の中を整理しているのですが、正直不要なものの多さに愕然としています。

心はズキズキしながらも、ほとんどのモノを捨てざるを得ず...。

家の中で本当に必要なものは、リアルに10%くらいではないでしょうか。

とかく、世の中は不要なもので溢れていることは誰もが実感としてあると思います。


平成日本はデフレで苦しみました。デフレとはモノの価値が下がることですから、要るのか要らないのかよくわからないモノやサービスを自由競争で無限に生み出し続けてりゃ、そらぁ価格は下がり続けますし、いつまで経ってもデフレから脱却できないってもんです。


なんだかすごくスケールの大きな話になりましたが、それでも確実に僕たちの生活にダイレクトに関わる大切なことです。

まとめると、インターネットが情報それ自体をまず無料化してしまい、それによってオペレーションコストが下がると、モノやサービスの価格に反映され、企業は薄利多売ゲームの参加者にならざるを得ないという流れ。

世界の時価総額トップを連ねる企業が軒並み"情報のプラットフォーマー"であるのはそのせいです。

僕たちのような弱者はインターネットによって価値が下がってしまった"情報"や"機能"ではなく、「価値が上がったもの」にフォーカスすべきでしょう。


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▼インターネットが上げた"価値"

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インターネットによって情報は"紙クズ"になり、機能を優先したモノのコモディティ(均質)化が進んだ世界で、逆に「価値が上がったもの」とはなんなのか...。


僕は、①「コミュニケーション」と②「職人」と③「空間」だと思っています。


①コミュニケーション

コミュニケーションは、SNSで誰とでも繋がれる現代において、間違いなく増えた印象ですが、多分逆です。

人にもよるかもしれませんが、都会に住むとやたら「孤独感」を感じません?

アレは、人が多過ぎて1人当たりの接する頻度や濃度が下がるからと言うののもひとつの理由なんだろうけど、最大の理由は「便利すぎるから」だと思っています。

便利すぎると密なコミュニケーションが生まれにくいんですね。

インターネットはまさに便利の代名詞。

サービス提供者やコミュニティの運営者は、便利さをコントロールして(少し不便にして)、コミュニケーションが生まれやすい設計にすることが大事でしょう。


②職人

士業などを含む職人の世界は、情報なんぞでは分かつことのできない歴然としたクオリティの壁があり、おまけに堅い規制で守られているので、実は割と安全パイなお仕事です。

それに、情報が大衆化されたと言うことは、情報に左右されない「熟練度」を売りにしている職人業界の価値は上がっているし、やっぱり強い。

例えるなら、毎日料理のレシピを発信している人よりも、毎日色んな野菜をものすごい速さで千切りしているところを発信する人の方が注目されるみたいな...。


③空間

言うまでもなく、「空間」は情報に左右されません。

京都の町をいくらストリートビューで練り歩いてみても、リアルな歴史探索には叶わないですよね。

参考になるのは、かの「スターバックス」の"サードプレイス"という概念。

日本法人の社長さんは「うちは珈琲屋じゃない。インテリア会社だ。」と言い切っています。

お客さんはコーヒーを飲みにきているのではなく、空間を味わいに来ている。

つまりスタバが提供しているのは、お客様が自己承認やアイデンティティを確立するための"第3の場所(スペース)なんですね。


当店も、スタバに習い、空間としての価値に重きを置いています。

ただ一つ問題があって、空間の最大の魅力である「天井の高さ」を使えないんです。

そこで、当店では「陰影」を用います。広さではなく深さ。つまり照明(ダウンライト)を点在させ明度と彩度をコントロールすることで、天井が高くなくとも別次元の雰囲気を出すことに成功しています。

#多分

来ていただくとわかるんですけど、うちのサロン、居酒屋並みに暗いです。

#施術スペースは明るくできます


以上、最後はものすごくスケールの小さな話になりましたが、インターネット隆盛時代に僕らがフォーカスすべき価値のお話でした。


#福岡バーバー

#福岡理容