マーケティングとしての距離の概念②

人気のナンバープレートは「湘南ナンバー」だそうですが、何もしなくてもカッコいいのにワックスとか付けてすげぇキメてるやつみたいで逆にダサいと思っている中塚です。

#理容師がそんなこと言うな


----------------------------------

お客様がお店に来ない理由

----------------------------------

さて、前回からの続き...

「距離」には4つの概念があってそれぞれ

①物理的距離

②時間的距離

③経済的距離

④感覚的距離

でしたね。

「時間的距離」は、車で行く鹿児島よりも飛行機で行く上海が近いということ。

「経済的距離」は、新幹線で行く京都よりも高速バスで行く青森が近いということ。

「感覚的距離」は、ハノイよりニューヨークが近いということ。

んで、これはマーケティングに応用できるんじゃね?

...という話でした。

それぞれの「距離」を縮める為の打ち手のことです。

このとき重要になる考え方が「お店に来ない理由を探る」です。


そもそも前提として、お店に来てくれる人とお店に来てくれない人の数ってどっちが多いんでしたっけ?ww

そりゃ圧倒的に来てくれない人の数の方が多いに決まってますよね。

これはもぅ「イオン」だろうが「コストコ」だろうが。

もっといえばオンラインサービスだってそうです。

かのYouTubeだって、ユーザー数は20億人なので、55億人を取りこぼしていますから。ww


そして、お客様がお店に「来ない理由」は必ず、①〜④の"距離が遠いから"なんですね。

もしくは⑤の「知らないから」です。w

#知ってもらう努力は最低条件


つまり、やるべきなのはお客様に来てもらう施策を練ることではなく、客様が「来ない理由」を取り除く作業です。



FUKUOKA BARBER PLACEが考えている、「お客様がお店に来ない理由の原因である4つの距離を縮める施策」を紹介したいと思います。

大それたことではないんだけど、こういった細かいことを愚直にやっていくことが、店舗ビジネスの明暗を分けると信じています。


▼理美容店の商圏はせいぜい20kmくらいだけど、移動手段の無い高齢者にとっては5kmでも遠距離。そこで、BARBER PLACEでは送迎サービスを考えています。物理的な距離が縮まるだけでなく、自ずとお客様との親交を深めるきっかけになります。

→①物理的距離を縮める

→④感覚的距離を縮める


▼市街地か田舎か、旧道かバイパスか、高速か下道か、そしてラッシュ時か日中や夜間かなどによって移動時間は変わります。

特に「時間帯」によってかかる所要時間(距離)の差は大きい。ラッシュ時だと目的地まで1時間かかるのに、夜中だと30分で着くことなんかザラです。

そこで、BARBER PLACEでは「24時間営業」を考えております。ww

#バカですか

もちろん完全予約制ですし、時間帯によっては料金が加算されます。

でも、こうすることによって"時間的距離がネックで来ないお客様"の「来ない理由」を取り除くことができます。

→②時間的距離を縮める


▼気になるお店があっても、商品の値段が高くて足踏みしてしまうことは、一部の富裕層を除いて誰にでもあると思います。

そこで、BARBER PLACEでは「カット+シャンプー+顔そり」の通常メニューを4500円という業界平均を上回る価格に設定する一方で、「カットのみ」というメニューを用意し、2500円〜3000円で提供します。これは単なる値引きではなく、実はカラクリがあるんです...。

というのも、「カット+シャンプー+顔そり」というフルメニューは所要時間が"1時間"かかるのに対し、「カットのみ」の場合"30分"で済むんですね。

つまり、【1時間4500円】<【30分+30分(1時間)6000円】となり、「カットのみ」の方が売り上げは上がるんです。

#黒中塚


でもこれによって、金額がネックなお客様の「来ない理由」を取り除くことができます。

→③経済的距離を縮める

#時間がないお客様の来ない理由も取り除ける

#時間的距離を縮める


このように、集客でつまずいたときは「どの距離がお客様のネックになっているかを見極めて取り除く」が効果的だと思います。