出店するなら美容か?理容か?

お昼ご飯は一生、ご飯と納豆でいいと思い始めている中塚です。

#噛まずに飲んじゃうのが難点

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理美容の市場規模

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美容室の市場規模は約1兆5000億円で店舗数が約25万軒と言われています。

一言で言うと共食い状態。

対して、理容店の市場規模は約6000億円で店舗数は11万軒と言われています。

10万軒以上も少ないんですね。


でもこれ、シンプルに割ると美容も理容も1店舗辺りの売上規模がだいたい600万円前後になります。

#たった600万

しかもこの業界、実は7割近くが「個人商店」なんです。

当然資本の大きな大型店はウン千万やウン億円の売り上げを叩き出しているから...

なるほど店舗間でかなり大きな格差があることは容易に想像できます。

なんだか、個人レベルではずいぶん夢のない業界に思えちゃいます...。


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美容業界はレッドオーシャン

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髪を切る仕事なので、史上全体のパイは基本的に人口規模と比例します。

つまり、膨れあがることもなければ、多少の不景気でもしぼみにくく、シンプルにパイを奪い合う構図です。


そこに、歯医者と並んでよく言われる、お店が多すぎる問題...

コンビニの店舗数が5万5千軒なのに対して、美容室は25万軒と桁違い...。

#1店舗あたりの売り上げが低い

そしてなんと、いまだに増えているそうです。

日本の人口が年に50万人近く激減している昨今にあってなお、増えているとは完全にレッドオーシャンです。


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理容師の価値

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その理由としては、90年代後半の『美容師ブーム』にあります。

「アムラー」やキムタクの月9ドラマ「ビューティライフ」の影響や、GLAY、L′Arcなどのビジュアル系バンドブームなどが重なり、それらと相性抜群のブライト(明るい)ヘアカラーが流行。

一気に美容師が脚光を浴びます。

その時代にカリスマ美容師に憧れた10代の若者が、今現在の40代...。

団塊ベイビー世代ともカブる彼らは、その人数の多さと相まって、今続々と独立出店しているというワケです。


ただこれ、「美容」のはなしです。

美容室は確かに市場規模が大きく、華やかなイメージ。

それにもちろん単価も高い。

近年は男性の「理容店離れ」も目立ち、町は美容室で溢れています。


店舗数の変化というのは先程の説明通り、「時間差」でやってきます。

美容師ブームが過ぎ去った後、新しく美容学校に入学して、美容師を志す学生は徐々に減りましたが、依然として年間3万人や4万人が新しく美容師デビューしています。


一方、理容学校に入学した学生はというと...

実はものすごい勢いで減ってきているんですね。理容師の人気の無さったらスゴいです。

でも、それと比例して需要がなくなっているわけではない。つまり、理容師一人あたりの価値は確実に上がり続けているんですね。#希少価値


まとめると、美容師は今でも増え続けて一人あたりの価値を落としているけど、理容師は2010年あたりをピークに減り続け、一人当たりの価値を上げ続けている。


出店するなら、「理容」が正解です。